ここに書いてあること
中国人の技能実習生に貸している部屋(借主は、日本人経営者)があって、退去したら、部屋がボロボロに破壊されていた、という話です。評判の悪い中国人に部屋を貸しても、そこまでひどくしないだろう、と高をくくっていたら、本当に、めちゃくちゃにされた、という話です。外国人に部屋を貸している大家さんは、みんなこんな目に合っているんだろうか?
寮として使われていた部屋から中国人たちが退去することになった
ある保有物件での話で、その物件の前オーナーの時代から住んでいる入居者が使っている部屋があり、そこは、ある会社の中国人の技能実習生たちの寮として使われていました。最後の頃は、おそらく、3人ぐらいが使用しているようでした。
そこの部屋は、マンションが新しかった頃に設定が可能だったであろう、高めの家賃設定になっていて、長年、部屋を借りているようでした。高い家賃はありがたい反面、共用廊下を汚したりする中国人たちが住んでいたので、他の入居者たちが、いやがらないか心配な面もありました。今の、感染症の問題がある時期だったら、中国人ということで、他の入居者さんの退去に影響してしまうという可能性もあったのではないかと思っています。
その部屋が解約されることになり、中国人が退去することになりました。彼らが住んでいた頃から、部屋のドアが開けっぱなしになっていることがあったので、中の様子がちらりを見えていて、なんだか間違いなく、汚い状況になっていると想像はしていましたが、それでも、許しがたいほどのこともないだろう、と高をくくっていましたが…。 ↓
驚きの破壊された部屋。不具合をリストアップします
中国人とはいえ、そんな無茶苦茶なこともしないだろう、と思っていたのですが、想像を超えた、部屋が荒らされた状態でした。私が中をみたのは、ある程度、片づけられた状態でしたが、次のような状況でした。以下に、状況を主なものをリストアップしてみます。
- 靴箱が破壊されて、扉がない。
- ゴキブリの死骸が大量にある。
- ゴキブリの死骸があらゆる場所にある。
- ゴキブリのフンとおもわれる、点々が、あらゆる場所にある。
- コンセントの一か所が黒焦げになっていて、火災の可能性があった。
- フローリングになっている場所に、なぜか、大きな穴が開いている。しかも、焦げているような黒い状態。
- フロの天井(もともとの作りが良くなかったのですが)、塗装されたコンパネ(木材)でできていたのだが、おそらく、過度の湿気で、表面が分離して、ぐわぐわ。
- フロの入口の扉が、2つに折りたたまれるタイプのものだったが、内側から引っ張るための取っ手がない。
- ガスコンロ(プロパン化の時に無償貸与されていたもの)が持ち去られていた。
- テレビドアホンが動作しなくなっていた
- エアコン(その1)は動作するが、へんなニオイがする。タバコらしい。エアコンカバーをはずすとゴキブリの死骸とフンが多数出てきてとても恐ろしい状況だった。
- エアコン(その2)は動作するが、茶色くなって、古かったため、エアコンクリーニングで復旧させても、印象がよくないと判断し、破棄。
- 洋式トイレが想像を絶する汚なさ。尿石が一杯。
- カーテンレールが、たばこの煙とゴキブリ、ゴキブリのフンでそのまま使うのは難しい状況。
- 床の汚れがすごく、靴のまま上がっていた様子。
- ガラスが割れていた。
上記は、主なところだけで、まだまだ、細かいところがありました。
【管理会社】後でわかった、現状復帰費用をあまり回収できていなかったこと
管理会社さんに、退去立ち合いで、部屋の現状回復費用の分担を、決めます。こんな状況だったので、それなりに、現状回復費用を負担してもらったのですが、管理会社さんの、この見積もりがかなり甘く、結局、大幅に大家側が存する形となりました。どういうことかというと、この部屋の現状回復をしていくと、どんどん、ダメージが予想以上というところが出てきて、軽く100万円超えの現状回復費となっていましたが、この費用をあまり入居者から回収できていないことがわかったのです。
あまりにも、部屋のダメージがひどすぎて、管理会社さんに、こんな経験がなく、現状回復費の見積もりが通常のものに多少金額をアップした程度にしていたのか、あるいは、旧入居者さんに気兼ねして、控えめな見積もりになっていた、というような可能性があります。
管理会社さんは、退去立ち合いの専門だから、と任せておいたのですが、あまり、あてにならないと思いました。今回の結果から、ちゃんと、大家側できちんとチェックしないと、痛い目にあうことを、身を持って感じました。
【反省】今後、外人はNG,中国人は絶対ダメ。
今回のケースは、この部屋に最初から、中国人が住んでいたので、どうしようもなかったのですが、こんなことがあった以上、今後は、中国人の入居は絶対、断ろうと思っています。百戦錬磨の管理会社さんの方も、この最高レベルの部屋の破壊をみて、「やっぱり、中国人はヤバイ奴らだ」と改めて認識したことでしょう。
ここまでの部屋の破壊があったのは、入居者が中国人であった、ということと、あとは、部屋の借主の日本人の会社経営者のいい加減さにあります。会社側は、よく部屋まできていたので、部屋の中の様子を見ていたはずです。どんなに部屋が荒れていてもほったらかし、おかまいなしにしたわけです。
こうして、超高い、授業料を払って、また、私は上のレベルに上がったのでした。
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