トラブル話 リフォーム

【フロのサビ汚れ】簡単に汚れを取る方法とは? 業者はなぜクリーニングしてくれなかったのか?

クリーニング後なのに、このサビ汚れはないでしょう?

ここに書いてあること

 退去後の空室をリフォームしてもらったのですが、浴室のサビ汚れが残ったままでした。確認してみると、どうやら、管理会社さんというか、そこから仕事を受けるクリーニング業者さんが、頻繁に発生しているであろう、このサビ汚れの落とし方を知らないようだった、というお話です。ちゃんと、やってくれる業者さんもたくさんおられるはずですが、この業界では、なんだか、サビ汚れは残っていてもしょうがない、そんな扱いのようでした。でも。市販のサビ落とし剤が普通に販売されていて、簡単に落とせるのに、そんなこともやってないとは驚きでした。結局、大家の私がこのサビを落としました。本来、クリーニングでやってもらうべき作業なのだが … 。詳しくは本文をご覧ください。

クリーニングが終わっても、浴室にサビ汚れが残ったままだった

 (冒頭の写真参照) ある保有する物件の空室のリフォームが終わったので、部屋を見に行きました。他の部屋は特に問題なくリフォームしてあったのですが、浴室を見ると、なにか汚れが残ったままでした。 よく見ると、赤茶色の痕が残っていて、一見で、サビとわかりました。ヘアピンの痕がそのままのものもあります。

「なにこれ、クリーニングできてないじゃん!」

と思い、管理会社さんに浴室の汚れ残りのことを指摘したのですが、

「これは落ちないんですよ」

と、これは、しょうがないんですよ、というような、よくあるんだという感じの回答でした。そんなことを言われると

「ああ、そうなんですか…」

といったものの、なにか納得できないな、と思ったのでした。冒頭の写真が、その時のものですが、これでしょうがないとはよく言えたものだと思います。

カビキラーでは落ちないサビ汚れ

管理会社さんには、「フロのサビ汚れは落ちないものなんです」と言われたのですが、こんな汚れが付いていては入居付けにも影響すると思い、まずは、自分で本当に汚れが落ちないものなのかと試すことにしました。

 フロの汚れ落としといえば、なんといっても、カビキラーなので、これでテストです。

カビキラーをかけて10分ほど待つのですが、確かに、これでは赤さびが落ちないです。全く変化がないです。

「ああ、そうなのか…」

とがっかりし、これは困ったなあということになりました。

サビ除去剤なるものが「普通に」ホームセンターで販売されていたぞ !

 こんな時は、ネットで調べてみれば、なにかわかるかも、と思い、調べてみると、確かに情報がありました。さすが、ネット情報、クソ情報が多いが、こんな時は役に立ちます。


 同じような状況の赤さびを落とす方法、というような情報が、いくつか載っていて、なんと、ふつうに、「赤さび落とし剤」のようなものが、商品として販売されているのです。
それは、復活洗浄剤、還元剤ということのようです。これ ↓

アレスコの復活洗浄剤です。

 そして、それは、ネットでしか買えないような特殊な商品ではなく、ホームセンターに行ってみると、全く、普通にその商品が置いてあるようなものでした。早速、その商品を購入しました。

実際にやってみた! 劇的に落ちる、サビ除去剤

試したみたのはコレ↓


説明書にあるように、クリーム状のこの除去剤を、サビ汚れの部分に塗ります。美容院や理髪店で行う、パーマで使う薬剤のようなにおいがします。そして、15分ほど、そのままにします。塗ってすぐに、ぬった除去剤が紫色に変色してきます。

復活洗浄剤を塗った後の様子。サビのところが、紫色になってきます。

そして、15分経過したら、雑巾で拭き取ります。すると、サビがかなりうすくなってきました。一発で、サビ色が消えるというわけではなさそうですが、何回がやれば、消えてなくなりそうです。

まだ、途中。最初の写真から較べると、だいぶきれいになりました。復活洗浄剤、スゴイ!

この作業をくりかえし、ついに、サビ落としに成功したのでした。

感想ですが、サビが浅いものは、比較的、すぐとれるのですが、多くの長期間かけて染み込んだものは、5回以上はこの作業をしないと、完全にはサビが取れませんでした。何回も繰り返さないといけないとなると、軽く、数時間は必要になりますので、注意が必要です。
 一晩とか、長時間、薬剤を接触させれば、少ない回数で、サビを落とせるのかもしれないですが、現場に何日も通うことになるので、なかなか難しそうです。

サビ落とし剤のことを知らない、クリーニング業者さんたちは、なんなのだ!?

 このさび落としの方法は、まあ、商品を使っているだけなのですが、他の管理会社さんや業者さんは、果たして、このような方法を知っていて、それが一般的なものなのか、別々の人に確認してみました。以下のような感じの回答が返ってきました。

 私   :「お風呂のサビって、どうやって落とすんですか?」
 Aさん :「それは、最後は削るんですよ」
 Bさん :「浴室用のFRP塗装で上から塗っちゃうんです。FRP塗装は高いんですけどね」

こんな感じの回答で、聞いた人では、だれも知らないようでした。大家の私が知っていて、なんで、プロが知らないのか?と、驚きでした。

この業界にいれば、サビ汚れを落とす、など、間違いなく、とてもよくある話だと思ったのです。

発注元の管理会社の人ならともかく、プロである、クリーニング業者にとっては、きっと毎回遭遇している汚れだろうに、こんな、インターネットでちょっと調べればわかるような、しかも、市販の汚れ落とし剤が普通に販売されていて、この汚れに対応できないとは、不勉強もはなはだしく、ちょっと許しがたいものでした。

このサビ汚れが残っていることに関して、各関係者の思いというか、次のような、大きな温度差があるのだろうと考えました。

大家  :「サビ汚れが残っていたら、見苦しいし、入居付けに影響するじゃん。私の物件だし、きれいにしてほしい」

管理会社:「サビ汚れが少しぐらいあってものヘーキ、ヘーキ。入居付けに影響ないって。どうせ賃貸だし。」

業者  :「カビキラーや、こすって落ちないものは対象外。サビ汚れなんか、いつも落としてないって。次の仕事もあるし時間もないから、これで終わり、終わり」

この各関係者の認識の違いは、サビ汚れだけに限らず、他のリフォームの仕上がり品質について、かなり、核心をついているはずです。

リフォーム後の仕上がりの確認って、大事だと思いました

 これ、私がチェックしなかったら、このまま内見に供されて、入居付けに影響していたのかもしれません。だんだん、管理会社さんと親しくなり、慣れてくると、大家のチェックが甘くなりがちですが、やっぱり、ちゃんと、チェックすることは大事だと思いました。

また、勉強になりました。

補足

・リン酸もさび落とし効果がありますが、上記のようなプラスチック内にサビが染み込んだような場合は、効果がありませんでした。
・フロの汚れのうち、FRP樹脂への毛染めによる着色を落とすことは、極めて難易度が高いです。許容できないレベルの着色がある場合は、FRP塗装するか、部材そのものの交換になるでしょう。そもそも、そんな場合は、退去時に入居者さんに相応の請求をしておかないといけないです。

おススメです。 私の工具箱に、常時、入っています! ↓


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