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【プロパンガス導入】未だに誤解されているイメージの悪いLPG

プロパンガス(LPG)のボンベ庫。中にボンベが入っています。

ここに書いてあること

ご自分の保有物件に、入居者さん向けにプロパンガス(LPG、PL)の導入を検討している方にむけて、その実際について書いています。今回は、一般の人が抱いているであろうプロパンガスのイメージについて、書いてみました。プロパンガスというと「ガス代が高い」「危ない」というような誤ったイメージがありそうですが、実際はそうではありません。ガス会社さんとちゃんと選べば、都市ガス相当のガス代で、物件にプロパンガスを導入できます。また、付属のガス設備の技術改良でもうプロパンガスはそんなに危ないものではなくなりました。そのあたりのところを書いています。

どうやらイメージの悪いプロパンガス

著者の保有する2つの物件に、入居者さん向けにプロパンガス導入を試みていますが、1つは問題なく導入できましたが、もう一つの物件については、そのときの入居者さんのプロパンガスに対するイメージがよほど悪かったのか、反対運動のようなものに遭遇して、なんと、導入に失敗しています。後者の失敗談は後程、シェアしたいと思います。

私が想像するに、恐らく、一般の人が抱く、プロパンガスの悪いイメージは次のようなことでしょう。

1.ガス代が高い
2.爆発する、危ない
3.プロパンガスで自殺する人がいる
4.あのプロパンガスボンベが貧相なイメージを抱かせる。

今の若い人たちは、このようなイメージを抱かないのかもしれません。1の値段が高いというイメージぐらいはあるのかもしれません。

プロパンは爆発する?自殺に使われる? → 今はそんなことはありません

昔は、よくニュースでプロパンガスの爆発事故というのを報道していた記憶がありますが、最近では、全くそのようなものを聞かないです。経済産業省のホームページをみてみると、2019年のLPガスによる事故はわずか198件で、死亡者はゼロ人ということです。記憶にあるように1980年代は今よりかなり事故件数が多かったようですが、現在ではほとんどLPガスが原因でという事故は起こっていないことが統計でわかります。

LPガスによる死亡者、負傷者数の推移(5年平均、経済産業省)


プロパンガスが空気より重たくて、下にたまるので、都市ガスよりも爆発する可能性が高いということはあるかもしれません。しかし、そんなことをいったら今では大量のLPGのカセットボンベが普及していますし、整髪用や塗装などのスプレー缶には噴射ガスとしてLPGが採用されていますので、身の回りが危ないものだらけということになってしまいます。もちろん、異常な使い方はダメですが、プロパンガスの正しい使い方を守れは全く安全なものなのです。

かつて、プロパンガスによる、ガス爆発事故や自殺が多かったが、現在は、それらがとても少なくなっている理由について、建築防災 '99.9の記事に、とても参考になるものが掲載されています。ガス爆発事故や自殺にプロパンガスが使われるのを防止する、下記のような技術が開発されていて、そのような事故が起こりにくくなっているのです。

・【爆発防止】ガス漏洩を防ぐための、器具、部品の大幅改良と採用 → 誤ってガスホースが抜けることを防ぐ迅速継 ぎ手、ゴムのガスホースがつぶれて火が消えることを防 ぐ強化ガスホース、金属管、ガスホースがはずれるとガスが速断されるヒューズコック、ヒューズアダプター、ガスが漏洩 したのを感知するガス、漏れ警報設備など。

・【自殺への使用防止技術】 マイコンメーターの導入 → 一般家庭の通常のガスの使用パ ターンを記憶し、そのパ ターンの範囲内の使い方ならガスを流すが、このパ ターンをはずれた使い方をした り、微量の漏洩が長時間続いた りした場合にはガスを遮断するなどの機能を備 えたガスメーターある。

プロパンガスは貧乏くさい?

著者は、あの、灰色のプロパンガスをみていい印象を持っていません。なんというか、ボンベむき出しは、見えてはいけないものが見えてしまっていて、整理されていないような、そんな気がしているのだと思います。昔は、賃貸物件では、ボンベがむき出しの場合がほとんどだったかもしれないですが、今ではちゃんとボンベ庫に収納されているように思いますので(物件によるかな?)、そうであれば全く問題のないものでしょう。

プロパンガスというと、こんなイメージです。(photoACより)

プロパンが高いのは、ウソであり、本当である。

都市ガスは公共料金扱いとなるため、会社が勝手に値段を吊り上げるなんてことはできないので、全国同じような安い料金で使用できます。

一方、プロパンガスはガス会社で自由にガス料金が設定できるため、会社によって料金の違いが大きくなっているようです。物件によっては(プロパン)ガス代がえらい高いというケースは、今もあるようです。以前の勤務先で単身赴任していた方は、単身向けのアパートに住んでおられましたが、フロぐらいしかほとんどガスは使わないのに高い値段ということでした。

大家さんが賃貸物件を新規に建築し、何も交渉せずにプロパンガスを導入することになれば、このように、ガス会社さんがガス設備部分を一通り費用を持ってもらえるので(貸与という形で)、ガス会社の言い値で入居者さんがガスを使い続けることになるのでしょう。

 しかし、既存の賃貸物件で、既にひいてある都市ガスからの切り替えということになると、話が変わってきます。急にガス代が高くなるようなことになれば、既存の入居者さんが嫌がって出て行ってしまうことも十分にありますから、それでは大家さんは都市ガスからプロパンガスには切り替えてくれないでしょう。今では、プロパンガスに代わっても、都市ガスと同じぐらいの料金になるように、という設定を提示してくるようです。私の場合がそうでした。プロパンガス会社にしても、ガス代を安くしても利益もでるでしょうし、お客さんが増えた方がいいわけですから、値段を下げることは問題ないはずです。

つまり、大家さん次第で、都市ガスレベルのガス代で、プロパンガスを既存の物件に導入することが十分可能なのです。






【プロパンガス会社の選び方】 物件を保有している地域でプロパンガスを提供している会社を調べてみると、いくつもあって、どれがいいのかわからないと思います。すべての会社に電話をして、提供してくれるガス料金と、貸与してくれる設備について聞いてみて、一番、気に入ったところを選べばいいと思います。

ただ、何社も電話するのが結構というか、とても面倒くさいので、下記のような一括見積サービスを使って、先方から連絡してもらうようにした方がラクですので、おススメです。


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